バックオフィスのクラウド化
前回のコラムで「経理業務を効率化するためのおすすめの方法」として、
IT化・システム化、ペーパーレス化、経理アウトソーシング をご紹介しました。
バックオフィスの業務効率化のためには、「クラウドシステム導入」を検討するのも一つの手です。
今回は業務効率化のためのツールとしてよく聞く、「クラウドシステム導入のメリットと業界最新動向」をお伝えいたします。
クラウド化のメリットとは!?
コストが抑えられる、すぐに始められる、運用負荷がかからない、など様々ありますが、
「いつでも、どこでも、知りたい情報をリアルタイムで知ることができる」
というのが1番大きなメリットではないでしょうか。
経営者にとって欠かせない自社の現状を正しく最新情報で把握することに役立ち、
適切な投資タイミングを計れることや、定期的な経費の見直しに大きく貢献する、
経営課題に直結することだといえます。
現代社会でクラウド化が求められる理由とは!?
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① ウィズコロナに対応するため
クラウドシステムを導入すると・・・
インターネット環境さえあれば、いつでも、どこでもアクセスできます!
→ リモートワークなど多様な働き方に対応でき、コロナ感染拡大の抑制にも!
リモートワーク対応において一番問題になるのがセキュリティの問題です。
できるだけローカルファイル使用を避けるために、
いつだれがどのファイルにアクセスしたのかというログが残るクラウドシステムであれば、
包括的な情報セキュリティネットワーク上で安全にデータのやり取りができます。
また、リモートワークを導入できる場合は、全国地区からの採用が可能になります。
それだけでなく、これまで完全に職場復帰することが難しいかった子育て・介護中の方を即戦力人材として起用できるため、
人材活用の観点からも、リモートワーク促進できる環境を整えることは重要です。
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② 自然災害などの非常事態に備えるため
2011年 3月11日 東日本大震災
「患者情報をPDF化してクラウド上に保存していれば、助かる命があったかもしれない・・」
甚大な被害を受けた沿岸部の病院では、患者情報が記載された大切な紙カルテの大半が津波で流され、
デジタル化された患者情報もネットワーク被害により、他地域の医療チームへ転送できなかったそうです。
この震災が教訓となり、医療界のみならず、社会全体でITインフラについて大きく見直されることとなりました。
もし企業のシステムがダウンした場合、倒産に追い込まれる事態も大げさな話ではありません。
企業としては、いつ何が起きても 「被害は最小限に抑え、事業を継続していけるよう」
バックオフィスのクラウド化 について少しずつ推進していく必要があるでしょう。
バックオフィスのデジタル・クラウド化するなら今が絶対お得です!
IT導入補助金という制度をご存じですか?
生産性向上に役立つITツールを導入する際、その経費の一部を補助する制度です。
2023年10月に施行されるインボイス制度対応、2024年1月までには対応しなければいけない改正電子帳簿保存法。
経理のクラウド化で両制度への対応ができます!
対応できなければ罰則もありますので、補助金でお得に対応できる今がチャンスです!
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